Tips1:自分の身体の声に耳を傾けよう!
皆さんは,ご自分の身体の声を聞いたことがありますか?
突然,何のことかと思われる方もいらっしゃるかと思いますが,実は,健康のために行うスポーツ・運動,トレーニングを行なう上で最も重要なことは「自分の身体が発している声」を聞く(感じる)ことなのです.
一般的に「バイオリズム」という言葉を耳にするかと思いますが,ヒトの生体活動周期は、身体(23日周期),感情(28日周期),知性(33日周期)の3つの要素で構成されており,それぞれの周期リズムの組み合わせでその日のコンディションが変わるとされています.
このことからも分かるように,人間は,その日その日でコンディションが微妙に違っているのです.
また,ヒトには「サーカディアンリズム」という24時間(1日)を周期とした生物学的現象(簡単にいってしまえば,体温や心拍数などです)のさまざまな変動がみられます.
例えば,午前と午後では,やはりコンディションが微妙に違う訳です.
さらに,普段の生活の中で,例えば,飲酒をした翌日や,食後,また,しばらく寝てない!などといったあらゆる要因で,一層コンディションが変わってくる訳です.
このように,常に身体のコンディションが違う訳ですから,それに合わせてスポーツ・運動,トレーニングを行う必要性があります.
例えば,毎日ジョギングをする場合,その日その日の体調に合わせて,スピードや距離,時間などを調節する必要がある訳です.
では,その具体例について簡単に説明しますと,走り始める前にまず身体と対話します.
「今日は疲れてないか」「身体に痛みはないか」「気分はどうか?走りたい気分になっているか?」など,自分の身体と対話してみましょう.
この時,あまり調子が良くないと感じられた場合にはジョギングを中止する勇気を持ちましょう.さらに,走り始めてからも常に身体と対話していきます.そして,やはり,あまり調子が良くないと感じられたら,スピードを落とす,距離を短くする,思い切ってジョギングを中断する,などの調節をしていきます.こうして,心地よくジョギングを終える,これが大事です.
健康のために運動や,トレーニングを始めて軌道にのりはじめる(習慣化される)と,ついつい義務感みたいなものが生まれて,無理な運動・トレーニングをしてしまいがちです.
そして,最悪の場合は身体を壊してしまう可能性もあります.
健康のために運動やトレーニングを始めたのに身体を壊してしまったら,元も子もありません.
さあ!今日から,身体と対話をしながら運動,トレーニングをしてみましょう!
具体的な「対話」方法については,また次回に紹介します.