Vol.1:競技力向上のためのウエイトトレーニング
情報化社会と呼ばれる昨今では、様々な情報をいとも簡単に入手することが可能になった。
それは、トレーニングに関する情報も同様である。
「野球のためのウエイトトレーニング」
「サッカーのためのウエイトトレーニング」
・・・etc.様々なトレーニング方法が、様々な媒体を通じて紹介され、あるスポーツの競技力を向上させるためには、そのスポーツに特化したウエイトトレーニングが必要であると言わんばかりのものが多い。
確かに、それはそれで間違いはない。
トレーニングの原則の一つに「特異性の原則」があるが、特に競技力向上のために行なう全てのトレーニングは、この特異性の原則を考慮することが重要となりその競技に特化したトレーニング、すなわち競技特異的なトレーニングを実施することが重要となる。
しかし、この特異性の原則に基づく、競技特異的なトレーニングを活かすも殺すもベースとなる体力(要素)なのである。
つまり、ウエイトトレーニングを例にとるならば、競技特異的なウエイトトレーニングを行なう前に、しっかりとベースとなる筋力を高めておく必要性があり、そのためにはベーシックなウエイトトレーニングを行なう必要性があるという訳だ。
特に今までウエイトトレーニングを実施していなかった選手やスポーツ愛好者は、ベースとなる筋力が十分に強化されていないことが多く、ベーシックなウエイトトレーニングを実施するだけでも競技力の向上がみられるといっても過言ではない。
従って、「○○○のためのウエイトトレーニング」云々ではなく、まずはベーシックなウエイトトレーニングに取り組んで頂きたいということになる。