暑さ寒さも彼岸まで?〜熱中症にご注意を〜
今年は,いつになく猛暑となり,スポーツを愛する人々にとっては厳しい夏になりました.昔から,「暑さ寒さも彼岸まで」といわれていますが,今年は,8月以降も暑い日が続くそうです.
さて,この暑い夏にスポーツ活動を行なう上で最も気を付けなければならないのが「熱中症」の予防です.
つい最近ですが,NFL(アメリカのプロフットボールリーグ)の選手が,キャンプ中に熱中症が原因で亡くなられたと聞きました.
このように,熱中症は場合によっては死に至ることもあり侮ってはいけないのです.
熱中症を予防するには,気温が最も高くなる日中の時間帯を避けてスポーツ活動をするのがベストですが,スポーツ活動中に水分補給を怠らないことも重要なポイントになります.
かつて,「運動中に水を採ると疲れる」などといわれていましたが,それは迷信であることがこれまでの多くの研究結果から明らかにされています.
このような背景から,毎年夏に行なわれている全国少年サッカー大会では,前半・後半のハーフタイムとは別に,それぞれのハーフにおいて水分補給タイムが設けられるようルールが改正されました.
特に,ジュニア世代の大会などではこのような配慮をすると共に,普段の練習時から十分に水分補給が行なえるような環境作りを,関係者は心がけるべきだと私は思います.
しかしながら一方で,スポーツ活動を行なう一人一人が自分の身体に目を向け,耳を傾けながら,決して無理をせずスポーツ活動を行なうよう心がけることも重要です.
例えば,睡眠不足や,極度の空腹状態でスポーツ活動を行なうことなどもってのほかです.
上述したプロフットボール選手は,キャンプインする前に明らかにコンディショニング不足であり,キャンプ中に無理が生じたため熱中症になったようだと聞きます.アメリカなどでは,キャンプは全体的なフォーメーションの確認などを行なう場であり,個々のフィットネスレベルの向上や,コンディショニングはキャンプインするまでに選手個人で取り組むべき課題であるそうです.
このように,スポーツ活動を行なう一人一人が,自分の体調をしっかりと管理し,安全にスポーツ活動を行なうよう心がけて頂きたいと私は思います.
「快眠快食」これスポーツの基本!そう思う今日この頃です.